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2012年MLBドラフト1位ランキング

こんにちわ!ノノイルです。

今日は2012年MLBドラフト一位をランキング形式で見ていきます。

MLBって30球団もいるから、ドラフト一位も30人いるんだよね。

それでは、さっそく見ていきましょう!

1巡目ドラフトでは、計31人の選手が指名されました。

MLBって30球団なのに31人なの?

MLBではFAの際に補償指名権が発生するので、そのような事態が起きるんですね。そして2011年に指名された31人のうち、実際に球団と契約した選手は30人、そしてMLB昇格を1度でも果たした選手は22人です。

大体2/3ぐらいしか昇格できないんだね

それではここから順位付けを行いたいと思います。今回ランク付けの際に使用するものは当ブログの独自指標です。順位は10位まで調べていきたいと思います。

独自指標について

当ブログでは選手評価はこのように行っております。

投手評価

(投球回数×3)+(勝利2+ホールド+セーブ1.6)

野手評価

(得点+打点-本塁打)*0.8

単年飛び抜けた成績を残した選手よりも、地味ながらも継続的にチームに貢献した選手を評価する指標としました。

続いてはランキングの結果となります。

ランキング

10位 ブランドン・ニモ

Score
359.2

10位に輝いたのは、オークランド・アスレチックスに全体11位で指名されたブランドン・ニモ選手です!ポジションはショートです。彼は遊撃手として堅実な活躍をしていたのですが、DV疑惑で2019年にMLBを去りました。彼のキャリアハイは2016年で、151試合に出場しオールスターにも出場しMVP投票もされました。

9位 バイロン・バクストン

Score
436.8

9位に輝いたのは、ミネソタ・ツインズに全体2位で指名されたバイロン・バクストン選手です!ポジションは外野手です。彼はキャリア前半とキャリア後半で選手としてのスタイルが異なる珍しい選手で、キャリア前半では攻撃力は低いが、守備力が非常に高い選手でGG賞を受賞した経験もあります。そしてキャリア後半、27歳となる2021年に打撃力がさらにあがりOPS1.005という記録を残しました。毎年メジャーに出場するも、規定に到達したことは1度しかなく、キャリアハイは2021年ではなく唯一規定に到達した2017年に記録しました。

8位 マイク・ズニーノ

Score
439.2

8位に輝いたのは、シアトル・マリナーズに全体3位で指名されたマイク・ズニーノ選手です!ポジションは捕手で、毎年メジャーに出場し、安定した出場数を稼いでいます。ただ規定打席到達は0で、成績自体は守備力だけが高い年、打撃力だけが高い年、どちらも普通の年など、成績は安定していない選手でもあります。ただ短縮シーズンを除いて毎年100打席以上出場しているので、チームに間違いなく必要な選手でしょう。彼のキャリアハイは、2017年でこの年は打撃力と守備力が両方とも優れていた年で、125試合に出場し25本塁打を放ちました。

7位 マックス・フリード

Score
480.0

7位に輝いたのは、サンディエゴ・パドレスに全体7位で指名されたマックス・フリード選手です!ポジションは先発投手です。この選手の特徴は高い勝率で、通算で62勝26敗、勝率7割を超えています。また短縮シーズンではありますが、2020年には7勝0敗で全勝しています。またGG賞を3回も獲得しており、フィールディング能力も非常に高いです。そしてなんとSS賞を受賞している投手でもあります。彼のキャリアハイは2022年で185.1回を投げ14勝7敗防御率2.55を記録しました。

6位 ルーカス・ジオリト

Score
628.6

6位に輝いたのは、ワシントン・ナショナルズに全体16位で指名されたルーカス・ジオリト選手です!ポジションは先発投手です。選手としては、2019年から2021年の3年連続でサイ・ヤング賞投手候補に名前が上がりました。ただそれ以外の年では並程度の選手として上下が激しい投手です。ただ毎年安定して先発登板しており、計算できる投手です。彼のキャリアハイは、2019年で14勝9敗防御率3.41WAR5.1を稼ぎました。

5位 コーリー・シーガー

Score
756.8

5位に輝いたのは、ロサンゼルス・ドジャースに全体18位で指名されたコーリー・シーガー選手です!ポジションは遊撃手です。彼は非常に優秀な選手で、MVP投票で2位と3位になった経験があります。またオールスターに4回選ばれており、シルバースラッガー賞に3回輝いています。また守備力も並以上あり、リーグを代表する選手です。ただケガしがちで、そこが唯一の欠点とも言えるでしょう。彼のキャリアハイは2023年で119試合にしか出場していませんが、打率.327、33本塁打、リーグ最多の42二塁打を記録しWAR6.1を記録しました。

4位 カルロス・コレア

Score
804.8

4位に輝いたのは、ヒューストン・アストロズに全体1位で指名されたカルロス・コレア選手です!ポジションは遊撃手です。20歳に新人王を獲得し、そこから毎年活躍したチームに必要な選手です。またGG賞を獲得しており、守備力も高い選手です。そしてMVP候補にも3回なっています。そんな彼のキャリアハイは、2021年でこの年は打撃守備共に非常に良い数値を残しました。34二塁打26本塁打でOPS0.851、WAR6.2を稼ぎました。

3位 マーカス・ストローマン

Score
806.7

3位に輝いたのは、トロント・ブルージェイズに全体22位で指名されたマーカス・ストローマン選手です!ポジションは先発投手です。毎年安定した成績を残し、2016年から2023年の間、短縮シーズンである2022を除き、毎年WAR2.0を稼いでいます。特に2021年はリーグ最多先発登板を記録しました。またオールスターにも2回出場しており、GG賞を獲得した年もあります。彼のキャリアハイは、2019年で184.1回を投げ防御率3.22を記録しました。

2位 マイケル・ワカ

Score
821

2位に輝いたのは、セントルイス・カージナルスに全体19位で指名されたマイケル・ワカ選手です!ポジションは先発投手です。彼の特徴は高い勝率です。7位に輝いたのはマックス・フリード選手は、成績も高く勝率も高い選手でしたが、マイケル・ワカ選手は通算ERA+102、キャリアハイのWARが3.1という並程度の選手であるのにも関わらず、通算88勝54敗で勝率.620という非常に高い勝率を記録しています。彼のキャリアハイは2022年で防御率3.32、127.1回を投げ11勝2敗、勝率0.846を記録しました。

1位 ケビン・ゴーズマン

Score
821

1位に輝いたのは、ボルチモア・オリオールズに全体4位で指名されたケビン・ゴーズマン選手です!ポジションは先発投手です。彼は2013年からメジャーデビューし、毎年先発登板し活躍していました。そして彼は2020年から急激に奪三振率が上昇し、2021年から通常のシーズンに戻ってからもその勢いのまま四年連続奪三振率10.00越えを達成しました。そして2021年から2023年の3年連続でサイ・ヤング賞候補にノミネートされ、2023年にはリーグトップの237奪三振を記録しました。そんな彼のキャリアハイは2022年で12勝10敗防御率3.35、そしてFIPではリーグトップの2.38を記録しました。

まとめ

2012年のドラフト一位の結果は以上となります。いかがだったでしょうか?

2010年や2011年と比べると少し見劣りするね

そうですね。それらの年と比べると、タイトル獲得者やリーグを代表する選手がやや少ない気もしました。やはりドラフト1位とはいえ毎年化け物のような成績を残す選手が現れるというわけでもないですね。ただそれでもほとんどの選手やチームに貢献できているので、ドラフト1位はやはり実力がある選手が多いですね。

以上が検証結果となります。

それでは〜